子供の時、負けず嫌いでした。今でもそうです。
勉強もスポーツもゲームも。
しかも「僅差の勝利」ではなく「圧倒的勝利」を求める質の悪さ。
「○○じゃこいつに勝てない」
相手が完全に戦意喪失するまで
徹底的にやりこみました。
ストイックな性格は
FXの勉強に大いに役立っています。
でもFXでは、
負けず嫌いが命取りになるかもしれません。
FXをしていて「負けたくない、損をしたくない」というのは万国共通。
しかし、100%勝てるなんてありえないのがトレードの世界です。
利益が出るときもあれば、損切りで終わるときもあります。
単純に、
「利益=利確トレードー損切りトレード」
ですよね。
利益は未来の事なので、どうなるかは分かりません。
伸びる時もあればわずかの時もあります。
でも損切りは自分でコントロールできます。
過去の値動きを元に算出できます。
リスクが大きいときは「休むも相場」です。
ずっと練習をやっていくうちに、
得意パターンと苦手パターンがなんとなく分かってきました。
それと「負けず嫌いが命取り」ということも分かってきました。
負けトレードの時の心理状態を思い返すと、
「損したくない、負けたくない」という気持ちが前面に出ていることに気づきました。
225ミニ時代を思い返すと、
コツコツドカンをやった時の感情はまさにコレ。
負けを認めたくない気持ちが暴走してたんですね。
よく破産する前に引き返せたな・・・と自分をほめてやりたい!
「負けず嫌いを治したい」とは言っても、
元々の性分ですから治しようはありません。
だったら損切りを厳格にしていく以外に方法はありません。
損切りによる損失をいかに抑えるか。
これはもうメンタルで乗り切るものではなく、
損切りをまじめに考えるしかありませんね。
相場から消えていく人たちのほとんどが、
「FXで〇〇〇万円儲けた!」に心奪われ、
リスクや損切りをおろそかにしていたのは間違いありません。
損切りを限定してコツコツ利益を積み重ねた人の勝利なんですね。
225ミニ時代に分からなかったことが、
今になって分かってきました。
損切りもまた技術なり。
勉強の楽しみがひとつ増えました。
おやすみなさい。