結局のところ、
人を動かすのに最も効果的な感情は「恐怖」だ。
ロシアにすれば、
ウクライナのNATO加入は、
キューバ危機の再演。
ウクライナにすれば、
ロシアの存在そのものが恐怖。
西側諸国にすれば、
第3次世界大戦勃発が恐怖。
だから、ウクライナがNATO非加入であることを理由に
介入を渋ってる。自分可愛さに見殺しにしたということ。
ソ連崩壊のとき、
ウクライナに核兵器を放棄させるために交わされた
「ブタペスト覚書」にはこう記されている。
「ウクライナに核を放棄させる代わりに
ロシアはウクライナには手を出さない。」
まあ、見事に反故にされたわけだ。
じゃあ、日本はどうするべきか。
年寄りがよく口にする「露助は信用するな」って言葉。
昭和20年8月9日、突然の条約破り。
男は殺され女は犯され、領土や財産が奪われたあの時のこと。
サハリン2の件にしろ、
もうこの国の政府は信用しちゃダメということ。
クラウゼヴィッツは著書「戦争論」で、
「侵略者は平和主義者である。戦わずして侵略できれば一番よいからである」
と記している。
ロシアや中国からすれば、
日本ほど殺りやすい国はないんじゃないかな。
いい機会なので、これからの日本がどうあるべきか。
考えてみませんか?