猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

【ありがとう】義父との思い出。

おととい、義父が急逝しました。
昨日、家族葬を終えました。
享年80歳。

義母と義兄、妻の従姉夫婦、
ワタシたち家族5人で
最後に見送りました。

義父と初めて会ったのは20年前。
ちょうど今の時期でした。

居間の上座に座る義父に
あいさつをしたのが最初。

第一印象は
「ヤベェ、きっと不機嫌だよね・・・、
娘の彼氏だから仏頂面なんだよね・・・。」

ビビりまくった、ホント。

実は、緊張のあまりビールを
ガブ飲みして出来上がっていた、
というのがホントのところだったそうな。俺の緊張を返せwww

結婚の許しをもらいに行った時も、
ぶん殴られる覚悟であいさつに行きました。が、

「二人が結婚したいんなら、いいんじゃないの。」

1分もかからないで話は終了、その後は大宴会。

義母も義兄も下戸。
妻も出産以来、酒が飲めない体質に。

唯一の酒飲みがワタシだったので
義実家に行くたびに、潰されて帰る羽目になったのは
いい思い出。

ワタシの人生で飲んだ
スーパードライの大半は、
義父と二人で飲み明かしたものに間違いはない。

最近は、
寄る年波に勝てず、
酒も卒業。

一緒に飲むこともありませんでした。

訃報が入ったのは水曜日の明け方。
自室の座椅子で眠っているように
息を引き取っていたそうです。

棺の中の祖父は、
ネクタイにスーツ姿。

義父は元市役所職員。
「これがええじゃろ」と義母。

頭元には、かわいがっていた愛犬の写真。
それとスーパードライ(コップ入り)。

ちなみに、愛犬は5年前に先に逝きました。
今頃、再会を果たして散歩に行っていると思います。

斎場で、
煙となって登っていく義父を見ていて、
涙が止まらなくなりました。

義父に伝えたいのは「ありがとうございました。」という言葉。

妻のお父さんでありがとう。
ステキなおじいちゃんでありがとう。

早期退職のこと、
最後まで話せませんでした。
心配をかけたくなかったから。

それが心残りです。

一夜明け、

義母も義兄も妻も、
みんなあっけらかんと
残務整理をやっております。

ワタシは今日から
アルバイト兼FXです。

淡々と日常は流れていきますね。

将来、天国で再会を果たせると
ウレシイです。

きっと、早期退職のことで
お叱りを受けることは不可避でしょう。