猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

転職業界で「元公務員」が不人気な理由を考察してみた。

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昨日は絶好の花見日和でしたね。
心療内科の帰り道に撮ったものです。

でも、今日の西日本は結構な雨降り・・・。
桜が散らないことを願うのみです。

さて、桜の時期は退職の時期でもあります。
退職者の数字を見ると、
ウチの場合、満期:数年残し=7:3くらい。

公務員業界全体をみると、
定年を待たずに辞める人が
年々増加傾向にあるそうです。

「公務員=安泰」は過去のもの、
になりつつありますし。

いずれにせよ、
退職者に立ちはだかるのが
「再就職」の問題。

満期の人たちを見ると、
○ 再雇用
○ 関係団体にいく人(プチ天下りっぽい?)
○ 他業種へいく人
○ 親元を継ぐ(農家出身の人に多い)
○ 何もしない

こんな感じです。

多いのが再雇用と関係団体。

ワタシからすれば、
「退職してなお、組織にしがみつく可哀想な人たち」
といったところしょうか・・・。

「公務員=安泰」に胡座をかき、
スキルアップも人脈構築もせず、
働かないオジサンに成り果てた人たちの末路。

だから、転職市場で
「元公務員=使えない奴の代名詞」
みたいな目で見られてます。聞いたことあるでしょ。

これは半分偏見、半分事実。

でも、転職市場における
不人気の理由って、これだけではない気がして、
色々と考察してみたのです。

そして、
自分が得た結論
「失敗しない=成功」ではない、ということ。

どういうことか、というと、
公務員の仕事における成功条件って
「失敗しないこと」。

民間企業で例えた場合、
つまらない一言で取引先を激おこさせて、
契約がパーになった!

こんなとき、
公務員業界は
「失敗の原因を探る」
    ↓
「こうすればよかった」

    ↓
「次からは失敗しないようにしよう」以上、終わり。

でも、民間企業は違いますよね。
「次からは失敗しないようにしよう」
    ↓
「再契約に持っていくには、どうすべきか」
    ↓
「見事、再契約にこぎつける」ミッションコンプリート!
ここまでやるのが民間企業。

事実、
ワタシの職場には「失敗集」は山のようにあります。
それこそ週刊化できる勢いで。

とにかく
「失敗するな」「失敗したらこうなる」「失敗を絶対忘れるな」
ミスや失敗を極度に恐れるような職員教育が主流。

反対に「成功集」は見たことがありません。

警察に例えるなら、
「否認を続ける犯罪者を、自供させた方法」
「大声で怒鳴りまくる違反者から切符を切ったテク」
みたいな、
困難な状況から成功に結びつけた成功集は皆無に等しい、ホント。

だから、公務員は皆
「失敗しないこと」を前提に仕事をするんです。

結果として、
組織も中の人も
「前例踏襲動脈硬化
となってしまいます・・・。

これでは民間企業じゃ使えないですよね。

反対に、
民間企業から公務員に転職した人たちが
「公務員マジで楽」って口をそろえるのも
失敗さえしなけりゃ万事オッケー!
だから、ほんとに楽なんだと思います。

人を育てるのに必要なのは
「失敗を刻みつける」のではなく
「成功を刻みつける」こと。

失敗なんてネガティブの最たるもの。
そんなものは反省して即忘れるに限ります。

反対に、
成功は何度も味わう、反芻する。
そうやって、成功体験を蓄積し、パターン化することが大切。

この話、
課長と出張に行ったとき、
車内で話したんだけど、

理解はいまいち得られなかったなあ・・・。
伝え方が悪かったかもしれないが、
たぶん概念として頭の中になかった、と思ってます。

 

ワタシに残されたのはあと1年。

最終目標は「幸せな金持ち」になることに今決めました。
ワタシにとっての幸せは「自由」。
一日の半分を仕事に費やしてる、つまり
人生の半分を切り売りしている、ということだと思います。

ブログを書いてる間も、
ロードバイクでロングライドに出ている間も、
寝ている間も、
チャリンチャリンとお金が溜まっていくシステムの構築。

そして、生まれた時間を
自分と家族のために使うこと。

これが目標の意味です。

近い将来、
転職したい人や退職する人は
今からでも勉強しましょう。

一緒に頑張りましょう。