銀行の経営破綻で思い出すのが「北海道拓殖銀行」の経営破綻。
あれは確か、平成10年(1998年)でした(遠い目)。
不良債権の処理でやらかして破綻。
連鎖するように山一証券の廃業・日本長期信用銀行の倒産を招きましたねえ・・・。
今回、シリコンバレー銀行が倒産した理由は
FRBの金利上昇に端を発しているそうで、
預金額より債権額の多いシリコンバレー銀行、
〇「金利の上昇＝債券価値の低下」
〇「インフレによる生活苦＝預金解約・引出しの増加」
で、傾いた、と。
アメリカ政府は声明で「預金の全額保護」を明言。
FRBは銀行に対する買い付け条件を緩和し、
銀行は資金調達を行いやすくやりました。
利上げが原因の倒産ですから、
当然「利上げはそろそろ止めた方がよくね？」という声もチラホラ。
「利上げの縮小」という観測から
円高ドル安に振れた・・・ということですね。
今月22日にFOMCが開催されますが、
そこでパウエル御大が何て言うかに注目が集まっております。
すぐに日本人の生活に影響は出ないとは思いますよ、たぶん。
世界経済に影響が出たら、
リーマンショックから何も学んでいないということになりますしね。
ゼロ金利を続けている日本。
来月着任の日銀新総裁も固唾をのんで見守っている、といいなあ。
FXに関しては、淡々と様子見からのトレードですね。
これしかありません。
もうしばらくは、お勉強に専念します。
