猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

ロードバイクのブレーキは「機械式ディスク」に限る。その3つの理由について。

f:id:yu7a02110612:20210228223753j:plain

ロードバイクのブレーキは、
リムブレーキからディスクブレーキへ、
急速に進化を遂げてきてますね。

20万円前後のモデルにも、
油圧ディスクが標準採用されているあたり、
もはや「紐引きのブレーキ」は過去のものとなりつつあります。

しかし、ワタシには
「機械式ディスク」こそ至高。

ロードバイクに一番マッチするのは機械式ディスク。

今日は、こだわりの理由を3つほどお伝えします。

理由1「効きすぎないブレーキ」
リムブレーキだと効きが足りない一方で、
油圧式だと効きすぎて恐い、というのが最初の理由。

特に、長い下りだと
リムブレーキではコースアウトしそうだし、
油圧式だとブレーキロックからのハイサイドが頭をよぎる。

その点、機械式ディスクは
「しっかり効くが、効きすぎない」絶妙なブレーキタッチ。

長い下りや急ブレーキでも安心なんです。

理由2「メンテが簡単」
ワタシは、基本的に自分でバイクを組みます。
油圧式を組むことはできます(実際、MTBの油圧は自分でやってました)。

ただ、これが非常に手間のかかる作業。
専用工具をそろえる手間もあります。
何より、空気が入らないようにするのがかなり難しい・・・。

でも機械式は、リムブレーキが組める人なら簡単です。
むしろリムブレーキよりもラクにいけます。
しかも、高価なSTIレバーを買い替える必要がありません。

これは大きいですよ。
油圧用のSTIレバーなんて、105でも5万近くします。

で機械式なら、買い替えは不要。
浮いたお金を他のパーツに回せます。

理由3「トラブルに強い」
最近は「油圧ディスク+Di2」が主役になりつつあります。
新型のデュラエースも電動式のみという潔さ。

シマノ的には電動式一択でいきたいんだろうな今後。

ただ、電気仕掛けですから、
紐引きと違って、トラブルに見舞われたら
まあ、まずお手上げでしょう。間違いなく。

これは油圧式にも言えること。
紐引きなら街の自転車店でもどうにかなっても、
油圧ディスクなら、まず修理不能

こうなると、
歩いて帰るか、家族に迎えに来てもらうかしないと
おうちには帰れません・・・。

でも機械式は、
構造自体がシンプルですから、
街の自転車店でも、どうにかなります(近所の自転車店曰く)。

 

では、現在入手できる機械式ディスクは何があるのか。
現在シマノから出てるのは「BR-RS305」のみ。

 

 

グレード的には「SORA」になりますが、
そこはシマノ純正。下手なサードパーティーよりも、効きは確実です。
フラットマウントに対応してるのは、これのみです。

ワタシのコルナゴCX-ZEROには
「BR-R317」という、一世代前のポストマウント式のものが付いてます。
これもSORAグレードですが、効きはリムブレーキよりはるかに上。

そして効きすぎない安心感もあります。

ワタシとしては、超小型ABSセンサーでもできない限り、
油圧式ディスクを使う気にはなれません。

オートバイ乗り的に、ブレーキをロックさせたときの「俺、死んだわ・・・」を、
自転車で味わいたくはありません。

リブブレーキからディスクブレーキへの換装の際の、
参考になれば嬉しいです。