猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

スウィッシュの前ホイールからの異音には個体差があるそうだ

スウィッシュに乗ると、速度が30kmを過ぎたあたりから「ピイ~」という、何かの警告音みたいな異音がどうにも続く。色々ググってみたところ、その原因が前ホイールのカバーにある、との結論に至りました。

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前ホイール中心のシルバーのカバーです。

このカバーにはシールドベアリングが仕込まれており、そのシールドベアリングをさらに覆うゴム製のリングがあります。このリングとホイールが干渉して盗難防止装置の警告音のような異音がするわけです。あたかも「盗んだバイクで走っている」ような恥ずかしい状態に陥るわけです。

この恥ずかしい異音には、全国各地のスウィッシュ乗りから苦情が殺到しているようで、最新のパーツカタログには対策済みのカバーが、それこそ「しれっ」と記載されております。ただ、出荷そのものは対策前のカバーのままで、毎度おなじみ山口県宇部市「SBS山本輪業」サンの最新入荷分のスウィッシュにも、対策前のカバーが付いておりました。

しかも、「走行に影響なし」との理由でリコール対象になっておらず、おまけに異音がする個体とそうでない個体があるそうです・・・。つまり、ワタシのスウィッシュは「当たりが悪かった」個体になるようです。

しかし、そこはメーカー保証の範疇で当然無料で交換してくれるとのことで、さっそく午後から交換に行ってきました。

交換自体は5分で終了。快適極まりない帰り道でした・・・。

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これが問題のカバー。

 

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そして、対策済みのカバー。ベアリングを覆うリング自体を廃止したため、直径が一回り小さくなっております。

 

全国から症例が報告されてるなら、対策済みのパーツを最初から付ければよいものを・・・と思ったのですが、聞くところによると、世界中に生産されているバイクなので、日本より道路環境の悪い所向けに、埃対策の一環として問題のカバーになっているそうです。大型バイクのように「仕向け地」合わせた細かい設定ではなく、全世界共通仕様ゆえのことなんだそうです。そういえば、愛妻号ことスイフトも、メーターは240km仕様で、ハンドルの左右を除き全世界共通仕様なんだそうです(もちろん180kmでリミッターはかかります)。

トヨタとかVWと比べれば、小規模なメーカーですから、1台当たりの価格を抑えるために全世界共通仕様にしているんでしょうね。

なんか奥が深い話ですねえ~。