以前から気になっていたミラーレス一眼。
カメラを始めて18年になりますが、その間ずっとニコン一筋でした。とにかくニッコールレンズを使いたいがためだけに。あと無駄に頑丈。NASA御用達なことだけはあります。
現在のデジ一眼とレンズ2本の場合だと、結構な荷物になります。ツーリングに行くにも、パニアケース1個分まるまるカメラが潰す状態。理想はボディバッグに一眼レフを放り込み、ふらりとツーリングに行くこと。これはもうミラーレスに移行して物理的に省スペースするしかないかな、といった気持ちが支配的でした。
ニコンにはZ6・Z7といったミラーレス一眼がありますが、一言でいえば「デカい」。フルサイズを求めるほどの経済力と写真に対する熱量はありません。おまけにニコンはミラーレスには積極的ではないようです。
ソニーは以前からミラーレスに熱心なメーカーですが、ちと高い。α7・α9のようにフルサイズは不要。α6400は出たばかりで高い。
キヤノンはAFの速さはピカイチ。人肌が鮮やかに出るのはニコンと比べても良くわかる。ちょうど今、世界陸上とかW杯ラグビーをやってますが、スポーツカメラマンの大半がキヤノンユーザーなのは、真っ白い特大レンズを見れば一目瞭然です。
今日、心療内科に定期受診した帰り道、近くのキタムラに寄りました。そこで目にしたのが「EOS M6」なるミラーレス一眼。2年ほど前のモデルですが、持った感じがなんかいい。つい数日前に後継機種の「EOS M6 markⅡ」が出たばかりですが、markⅡは実に3500万画素。パソコンがフリーズします・・・。エンジンも最新のDegic8ですが7と8の違いはワタシには分からん・・・。
ダブルズームのセットで75000円(税込)・・・買えなくはない。ニコン一式をヤフオクで売りに出せばトントンといったところか・・・。
単焦点を付ければボディバッグに納まるなあ(実際、ちょっと大きいコンデジ程度)。プリンターとソフトウェアはずっとキヤノンだし・・・。システムが統一できてかっこいいかも。
そこで悪魔が囁いた「買っちまえよ」。しかし、天使は・・・いなかった。
「お買い上げあざーす」あっさりと18年のニコン生活に別れを告げてしまいました。
薄情だな、と思いつつ、ウキウキで帰るワタシ。