ポンコツ上司のワタシの部下に、
超有能なF君というナイスガイがいる。
彼はいつも眠そうにしている。
デスクでも、出張先でも。
心配になって車の運転を替わることもしばしば。
「夜中に何度も目が覚めて、眠れてないんです。」
「寝不足なんですけど、体重は増えてるんです。」
身長は180㎝近くあるF君。体重はついに0.1トン超え・・・。
これはもうアレしかないじゃろ「睡眠時無呼吸症候群」。
「業務命令、医者に行ってこい。」
ということで医者に行かせ、「睡眠時無呼吸症候群」の診断をゲット。
彼の場合、どうやら数年前から睡眠時無呼吸症候群だったらしい。
原因は「肥満」。デブがすべての元凶。
人は寝不足になると、食で補う本能が働くそうで
「ストレスでドカ食い→デブ→睡眠時無呼吸症候群→寝不足→食う→太る→・・・」の悪循環にどっぷりはまっていた、のが事の真相。
睡眠不足になると脳に酸素が十分行かなくなるらしい。
だから常にぼんやりしているというわけ。
解決法はただ一つ「痩せろ」。
いっそのこと、デブが原因で三途の川を渡りかけるか、好きなあの子にこっぴどく降られるかしない限り、痩せる気はしない。
ワタシの公務員人生もあと半年。最後の仕事は部下のダイエットという珍事になりそうです。