今日はバレンタインデーです。ワタシは甘い物苦手なので関係ありません!
さて、昨日は仕事を休んで、県立総合医療センター神経科で診断書をもらいました。
本格的な復職に向け、主治医と県立総合医療センター医師の診断書を提出しなければならないことから、予約を取って行きました。
今はいわゆる寛解の状態です。うつ病に代表されるメンタル疾患に完治はないそうで、以下にして寛解状態をキープして再発を防ぐか。これに尽きます。
昨秋、妻の勧めで筋トレに行きだし、年末からランニングを再開したおかげで随分調子は良くなりました。同時にこれからの人生について色々と考え勉強したおかげで、来春に退職する、という目標を立てることができました。
これで復職に向けたすべての準備が整い、2月25日に正式復帰の運びとなりました。あと1年2ヶ月の公務員人生。新しい人生を迎える準備は万端です、たぶん。
診断書を職場に届けたあとは、一日フリーということで、山口市内をスウィッシュちゃんでプチツーリングしましたよ、カメラとともに。
当時の山口市は「西の都」つまり西の京都と呼ばれた文化都市で、地域を治めていた大内氏が雪舟を始めとする文化人を呼び寄せ、一大文化都市を形成していたそうです。
ちなみに大きさはこのくらい。造園業者が絶賛作業中でした。邪魔だ~どけえ~(笑)
雪が降り積もると、西日本各地から写真愛好家がココを訪れ、足跡が付く前の雪景色を撮影するのに夜明け前から笠地蔵になるのも、ワタシ的には名物かな。
そして、もうひとつの名所が「サビエル記念聖堂」。
教科書で目にした方も多いでしょう。あの「フランシスコ・サビエル」が大内氏に布教を認められ、山口市で布教活動を始めたことに由来する教会です。
なんか教会ぽくないですが、30年前に消失した旧聖堂はいかにも教会って感じだったのですよ。それがコチラ。
これぞ教会って感じでしょ!?ちなみに古い聖堂は戦後の建築で、サビエルは、大内家から廃寺を譲り受け布教活動をしておりました。
明治時代になるまで、キリスト教は「禁教」でしたから、日本にあるいかにも教会な感じの教会は明治以降のものなんだそうです。
あと「ザビエル」ではなく「サビエル」がホントです。
塔の上には鐘があり、1時間毎に鐘が鳴ります。山口市中心部の時を刻むのは教会の鐘の音なんですよ。
聖堂は2階建て。1階は様々な展示物が陳列されてます。
マリア像とか・・・
神父の服とか・・・。
館内にはクリスチャンのスタッフがいらっしゃるので、声をかけてみてください。色々と親切に教えてくれます。
そして2階が聖堂になってます。ステンドグラスがとても美しいです。ステンドグラスに差し込む光がなんとも柔らかいんですよ。
そして最上部にはパイプオルガン。ミサ等の行事の際に演奏があるそうです。聞いてみたいですよね。
山口市は「仏様とキリスト様が同居する」街。リアル「聖おにいさん」みたいな街なんですよ。県庁所在地のくせに街の真ん中でホタルが見れます(一の坂川)。県庁は森に囲まれた佇まいです。盆地なんで夏暑く冬寒いです。毎週日曜日にSLが見れます。
帰りに「田所商店」の味噌ラーメンを頂いて家路につきましたとさ。
ぜひお越しください。おいでませ~山口へ~