課内朝礼で課長から「ツーリングでオオサンショウウオを見に行った、感激したので皆も行くように」と、よく分からない指令がきたので、任務を果たすべく岩国市錦町まで行きましたよ…ちなみに課長はドゥカティ使いだったりする。
ルスバンモナレタゼ
岩国市を流れる錦川といえば、錦帯橋が有名。
錦川にはもうひとつ「オオサンショウウオの本州最西端生息地」という顔があります。錦川水系はとても美しい水系ですが、暴れ川という暗黒面も持ち合わせており、過去には大氾濫も。錦帯橋も流されてる。暴れ川を見て度胸試しをしたがる米軍岩国基地の海兵隊員も犠牲に(そのたびに警察消防が大騒ぎになる)。
治水は錦川水系の喫緊の課題。ダム工事の現場から保護されたオオサンショウウオを保護し、再び川へ戻すための施設が岩国市錦町にあります。
手作り感満載で、なんか微笑ましいな…。
中に入ると職員サンが丁寧かつ熱心に語ってくれます。そして、遂にご対面。
施設で保護されている中でいちばん大きな子。120センチ、推定100歳。
水槽を動き回る姿は愛らしさ満点ですが、実はかなり獰猛らしく、餌やりの時は気をつけないと指をやられるそうな。
次男の手にあるのは個体識別のマイクロチップ。岩国といえば「白ヘビ」でも有名ですが、死んだ白ヘビのモノをもらってきて展示してます。割り振られた番号は永久欠番。データ管理上の混乱防止のため。
この子はニホンヒキガエル。絶滅危惧種。耳から毒を出します。犬猫ならイチコロだそう。
このほかにも、ドンコやアマゴやウナギなど、錦川水系の豊かな自然を学ぶのにピッタリな生き物たちが飼育されてます。
岩国高校広瀬分校のすぐ近くです。家族でもツーリングでも気軽に行けちゃいます。
腹が減れば、道の駅「ピュアライン錦」へ。
錦川沿いに美しい景色が続いてます。しかし、相変わらず爆音ライダーが多かった…。禁煙場所でタバコ吸ってるし。同じバイク乗りとして少し情けない気持ちになりました。
10連休に是非。おいでませ山口へ。