猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

終戦記念日前日ということで、「特攻艦隊留魂碑」に行ってきました。

ワタシの地元には
「特攻艦隊留魂碑」という石碑があります。

昭和20年4月、
戦艦大和を中心とする艦隊が
徳山湾に集合し、沖縄特攻に向かいました。

碑の存在を知ってる人は
近所の住民か自衛官
ワタシのような好き者くらい。

当時、
徳山市(現周南市)には
「海軍徳山燃料工廠」(燃料基地)があり、

艦隊が「最後の死に水」となる
燃料を給油し、
徳山湾から沖縄へ出航しました。

また、大津島には
「人間魚雷」として有名な「回天」の
訓練基地がありました。

映画「出口のない海」や、

マンガ「特攻の島」で
戦争のむごたらしさが描かれております。

 

特攻の島1

特攻の島1

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人間そのものを兵器の一部とした
恐ろしい特攻兵器の訓練をやっていたとは思えないほど、
眼下の瀬戸内海は穏やかでした。

 

赤い矢印が石碑、
黒い矢印が回天基地です。

ワタシの地元は
意外と帝国海軍と縁が深く、

航空自衛隊防府南基地の前身は
「海軍防府通信学校」、

戦艦長門の艦長、兄部勇次氏の出身地でもあります。
兄部家は市内でも名家だったんですが、
残念ながら10年前に焼失しました・・・。

終戦から77年が経過しました。
昨今の中露情勢を見ると、
どうやら人間には学習機能が備わっていないようです。

今の世を見て、
英霊は何を思うのでしょうか・・・。