長男のロードバイク熱が止まらない。
高1のとき「駅から学校まで行くのに必要」という、
よくわからない理由でダホンの折りたたみ自転車を買ったのだが、
そのうち、コロナ給付金で
ジャイアントのクロスバイクを買い、自転車生活を送っている。
長男には「就職したらロードバイクを買う」という、
「普通そこはクルマじゃろうて」と突っ込みを入れたくなる
ささやかな目標がある。
そして本人が「これぞ本命」としているのが「GUSTO]。
「ガスト」ではない、「グスト」だ。
ググると100%の確率で例のファミレスが先頭に来るのはご愛敬。
ざっくり紹介すると、
〇 「GUSTO」は、台湾のアタッキ社が製造するロードバイク。
〇 アタッキ社はカーボン製のパソコン・携帯電話のパーツメーカー。
〇 フレームはカーボンのみ。しかも東レのカーボン繊維。
〇 多くのバイクメーカーのOEMを担う。
〇 コスパは最強クラス。
いいタイミングで、いつも行くショップに入荷があったので、
長男と押しかけて見せてもらった。
概要的には
〇 シマノ105(R7000)
〇 ケーブルはフル内装
〇 カンパニョーロ・ゾンダ
〇 タイヤはグッドイヤー
〇 完成車車重7.9kg
で、税込み272000円也。
今、世界の自転車業界が「シマノ不足」で死にかけてる中、
よく完成車が作れたな・・・。
この値段で販売できるのは「輸送コストが安い」から。
日台間の距離を考えると、ヨーロッパ産のバイクの大半が輸送コストなんだろうな・・・。
7.9kgでも十分軽いが、構成パーツをみると改善の余地はあるので、
7㎏台前半はラクに到達可能。
フラッグシップの「DURO Team Limited」になると、
〇 アルテグラ(R8000)
〇 完成車で7.3㎏
〇 カーボンホイール(チューブレスレデイ対応)
で、税込み335000円也。
最近、ロードバイクの高級化が止まりませんね。
新型デュラエース・アルテグラなんて、
もう庶民の手には届かない・・・。
ピナレロ・ドグマFなんて、フレームのみで90万越え。
ワタシの憧れ「コルナゴC64」も
デュラエースにカーボンホイール・・・なんてやってると、
軽四が買えちゃいます。
失礼承知で言えば「こんなので十分なんだよ」。ホント。
我が家のように「ゴリゴリ乗り倒したい」人におススメしたい1台です。