おおよそ20年、自転車乗りをやってるけど、
常に悩みの種だったのが腰痛。
長距離をこなすと
もれなく腰痛が出てしまう、
という自転車乗りあるある話。
原因は「クランク長」。
フレームサイズにもよるけども、
身長166㎝の私の場合、
たいてい170㎜のクランクがついてくる。
よく「身長÷10」なんていうけど、
科学的根拠はなにひとつ無い。
まあ、こんなもんじゃろレベルの話。
前車「COLNAGO STRADA SL」の時も
450Sに対して170㎜のクランク。
それを165㎜に交換していたけど、
それでも感じる「股関節の詰まり」。
現車はSTRADAの姉妹車、CX ZERO Aluにも、
5800系105の170㎜が付いていた。
乗るとわかる、はっきりと。
膝が上死点に来たときに、逃げ場のない股関節のせいで
膝が外に開くのが。
ペダリングが無理やりな感じになるんだよねえ。
そんなある日、ネットで見かけたのが
「シマノ謹製R7000系105の160㎜クランク」。
やってくれたぜ、さすシマノ。
早速お買い上げ。
そして交換、今日実装。
注意点が一つだけ。
R7000系のクランクと、
5800系のフロントディレイラーには互換性がないので、
フロントディレイラーとセットで購入してください。
右が5800系、左がR7000系。
見た目はわずかな違い。でも、乗り始めた瞬間に違いは歴然。
そして一言。
「クランクは短いほうがええ。」
もう一回言います。
「クランクは短いほうがええ。」
股関節の詰まりがないから、ペダリング超ラクチン。
「回すペダリング」が実現する。
ヨーロッパのトッププロたちの
鬼のような高回転ペダリングは、
短いクランクに秘密があるようでっせ。
そりゃ、190㎝以上ある選手でも、
クランク長は175㎜とかでしょ、
もともとパワーあるんだから、
高回転でペダル回すよねえ・・・。
チームスカイが、所属選手のクランク長だけは非公開にしてたのは、
短いクランクがもたらすアドバンテージを
他チームに知られたくなかったから、というのもうなずける。
ペダリングやら腰痛やらでお悩みの自転車乗りは、
是非とも「短いクランク」を試してほしい。
そして、みんなで幸せになろうよ・・・。
ついでに、
ボトルケージも増やしました。
ボトルを2本持てないなんて、
エンデュランスロードの名折れ。
エリートのフレームにバンド止めするボトルケージ穴で、
サクッと仕上げました。
しばらくは遊べます。