この春、
同期がまた一人退職した。
仮にAクンとしよう。
突然のことで、
みんなでおったまげー!
だったのだけれど、
今日、同期(といっても役職は彼が上)から、
Aクンの退職の真相を聞いた。
それは「親の介護」。
九州出身のAクン。
お父さんがアルツハイマーなんだそうな。
それで、退職して面倒を見ることになったそうな。
退職がAクンの本意かどうかは、
今さら聞くことはできないけど、
お父さんと過ごす時間は
間違いなく、普通の人より少ない。
昨春、退職した同期(女性)は、
ご主人の単身赴任のに伴い、
実質シンママ状態の中で、
家庭と仕事の両立に苦しんだ挙げ句に退職した。
気づけば、
家庭との両立とか、
親の介護とか、
そんな問題がリアルになる世代になった。
ワタシの場合、
親の介護はプロに任せるつもり。
これ以上、毒親に関わるつもりはない。
墓守なんてまっぴらごめん。
ただ、家庭と仕事の両立は考えるなあ。
単身赴任とか問題外だし、
自治体が貧乏化している中で、
給料は下がりこそすれ、上がりはしない。
年金は当てにならないし。
健康は害するし。
家族と健康こそ一番の財産だからねえ。
いずれは夫婦ふたりになる。
二人して穏やかに、コツコツと慎ましく。
足るを知る、持ち物は少なく。
「男と女」という程よい緊張関係。
そんな暮らしをしていこう、と話をしている。
その話を実現するための第一歩が退職。
まあ、粛々とやっていこう。