猫のように生きたい‼

脱公務員したオッサンの、FXとかロードバイクとかの備忘録。

適応障害の話3~妻の一言に救われた

ゆうけんみいです。

ようやく寒波も過ぎ去ったようで、久々に暖かい日中だったような気がします。

話の続きになりますが、立ち直るきっかけは妻の一言でした。

診断が下された辺りから、職場で腫れもの扱いされていたのは分かっていました。なかなか出勤してこないし、出勤すれば魂を抜かれたようにデスクに座っているのですから、当然といえば当然です。

話を聞きつけた本社の偉い人達からは、別の部署への配置転換の話もありましたし、「鬱陶しいので退職してくれ」なんて言葉をぶつけてくる同僚もいました。

要は「キ〇ガイ」のように思われていたわけです。うちの職場は超が付く体育会系。精神論・根性論が支配する世界ですから、落伍者は出ていけ、というわけです。

このままだと仕事も満足にできない、当然家のローンも払えないし家族も養えない。これはもう、退職して離婚するしか道はないと思い、妻に離婚話を持って行ったわけです。

黙って話を聞いていた妻、話を聞き終えると、

   「私はあなたを一人にはしない。」

と一言。そして、

    「何も心配しなくていい。私が働いて家族を養うから大丈夫。」

この言葉に救われました。この言葉を支えに何とか仕事を続けることができました。

結局、翌年の春、別の支社に異動となりました。「環境が変わればきっと治る」当時の幹部の判断でした。働いていた部署からは出ることになりましたが・・・。

異動先でなんとか治りはしましたが、自律神経の不調だけは未だに治らず「不整脈」や「睡眠障害」、暑くもないのに大量の汗をかく等といった症状があります。交感神経が非常に過敏になっているそうです。

妻は私の恩人ですね。当の本人は元々看護師、近い将来復帰を目論んでます。このご時世、夫の給料だけでやっていけないので共働きでガンガンやってやる、と気合十分です。「私も頑張って稼ぐから、今の仕事から足を洗え」と言っているので、妻の再就職が軌道に乗った時点で転職しようかな・・・。